ベビー布団を自宅で洗濯する方法は?普段から行いたいお手入れも解説

ベビー布団 洗濯
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赤ちゃんを寝かせるベビー布団は、いつも綺麗な状態に保ちたいですよね。

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でも赤ちゃんは大人よりも汗をかくうえ、吐き戻しや涙、ヨダレなど、とにかく布団が汚れやすいんです。

今回はベビー布団の特徴や自宅で洗う方法、普段から行いたいお手入れについて解説します。

この記事を読むことでベビー布団の正しい洗い方やお手入れについての知識が手に入るので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

ベビー布団の特徴とは

ベビー布団は赤ちゃんのことを考えて作られているため、以下のような特徴を持っています。

  • 掛け布団は柔らかく軽い素材
  • 吸湿性・通気性が良い
  • 敷き布団はやや固め

ベビー布団で使う掛け布団の特徴は、柔らかく軽い素材で作られている点です。

生まれたばかりの赤ちゃんの身体を圧迫しないよう、負荷が最小限に抑えられています。

また赤ちゃんは新陳代謝が活発です。

赤ちゃんは成長と共に大人よりも多く汗をかくようになるため、ベビー布団は汗をよく吸いすぐ乾く、吸湿性と通気性を備えたものでなければいけません。

吸湿性と通気性が良くない布団で寝かせていると、吸いきれない汗が蒸れカビの原因となったり、ダニの発生へと繋がります。

一方で敷き布団は、身体が沈み込まないようやや固めである点が特徴です。

前述しましたが、身体が未発達な赤ちゃんは柔らかい布団を使うと身体が沈み込んでしまう可能性があります。

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骨や関節に負担をかけないようにやや硬めに作られているんですね。

敷き布団は硬めの芯が入っていることから家庭で丸洗いするのは難しく、日頃のケアが重要です。

定期的に行っておきたいケアについては後述しますので、ぜひ見てみてくださいね。

ベビー布団を自宅で洗う方法

ベビー布団を自宅で洗う方法は、以下のとおりです。

  • 洗濯表示をチェックする
  • ついているほこりやゴミを落とす
  • シミや目立つ汚れは予洗いしておく
  • ネットに入れて洗濯機を回すか、浴槽で押し洗いをする
  • 脱水を行う
  • 形を整えて干す

ベビー布団は素材によって、自宅での丸洗いが可能です。

赤ちゃんは汗をかきやすいうえヨダレや涙、ミルクの吐き戻しなどで布団を汚す機会が多いため、丸洗いの方法を知っておくといいでしょう。

今からお伝えする洗い方は掛け布団はもちろん敷き布団にも使えますが、敷き布団は中に入っている硬めの綿により乾きづらく、また型崩れも起こしやすい点に注意しなければなりません。

早速見ていきましょう!

洗濯表示をチェックする

ベビー布団を洗う前に、まずは洗濯表示をチェックしましょう。

新しい洗濯表示
経済産業省|新しい洗濯表示より引用

ベビー布団に使われる素材はコットンやポリエステルが主流です。

この二つの素材は軽さや吸湿性の面でベビー布団の特徴を満たしているためでしょう。

コットンもポリエステルも、自宅での洗濯は可能です。

ただ中には羽毛や羊毛などが使われているベビー布団があるため、洗濯表示を確認して赤ちゃんが使うベビー布団は洗えるのか見てみてください。

ついているほこりやゴミを落とす

洗濯表示を確認したら布団を洗う前にまず、ついているほこりやゴミを落としましょう。

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最初にしっかり布団のほこりやゴミを落としておかなければ、洗濯してもまだ汚れているといった状況になりかねません。

適切な頻度で洗ったり掃除機をかけている布団であれば軽くはたく程度でも十分ですが、コロコロや掃除機を使って表面のゴミを落としておけるといいですね。

また洗濯機を使う場合、ゴミ取りネットの中も綺麗な状態かを確認してください。

布団丸洗いをする直前に桶洗浄をしてゴミをしっかりと取り、ネットをきれいにしてから布団を洗うと完璧ですね。

汚れの目立つ部分は叩き洗いしておく

ヨダレや鼻血、おねしょのシミなどはあらかじめ叩き洗いしておくと、洗濯での汚れ落ちが変わってきます。

洗濯の前に布団をよくチェックし、気になる汚れがあれば洗剤の原液や酸素系漂白剤を濡れタオルに染みこませ、叩いてみましょう。

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着いたばかりの汚れやシミなどは、この叩き洗いだけで落とせる場合もありますよ。

ちなみにベビー布団を洗う洗剤は、基本的には大人と同じ中性洗剤でかまいません。

ただし蛍光剤や漂白剤、合成着色料や合成香料などでただトラブルを引き起こしてしまう可能性があるため、心配な方は赤ちゃん用の洗剤を使うなど工夫して使ってみてくださいね。

洗濯機か浴槽での押し洗いを行う

ほこりを取り目立つ部分の汚れを叩き洗いしたら、洗濯機で洗うか浴槽で押し洗いを行いましょう。

洗濯機を使用する場合、取り扱い表示に書いてなくてもネットに入れた方が無難です。

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ネットに入れることで型崩れを起こしにくくなりますよ。

布団は縦長に折り、くるくると丸めてネットに入れましょう。

巾着型の洗濯ネットでヒモがついている場合は絡まないようしっかり縛り、口を下にして回してくださいね。

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洗濯モードは通常にすると回転が速くなり、中綿が寄ってしまう危険があります。

洗濯機によって名称は異なりますが、おしゃれ着洗いやドライコースなど、やさしいコースで洗ってくださいね。

浴槽で押し洗いをする場合、最初に浴槽に洗濯液を作り、ベビー布団を沈めます。

手でやさしく押して洗濯液がまんべんなく染みこむようにしたら、30分ほどつけ込みましょう。

たっぷりの水で流した後は洗濯機で脱水を行うか、浴槽のふちに掛け、手で押して脱水をして乾かすようにしてください。

形を整えて干す

脱水が終わった布団は直射日光の当たらない日陰に干しましょう。

M字型にするか、対角線に2つに折った三角干しがおすすめです。

湿気が残っている状態で取り込んでしまうとカビの原因となるため、しっかり乾いているか確認して取り込むようにしてくださいね。

ベビー布団をコインランドリーで洗うのはおすすめできない

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ベビー布団を自宅で洗うのって少し大変そう。コインランドリーを利用しようかしら?

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正直、ベビー布団をコインランドリーで洗うのはおすすめできません…。

コインランドリー自体は自治体の指導に基づき、店舗の清掃や管理を行う衛生管理者を置いて営業しているため、怪しいところではありません。

ただしベビー布団を洗うのをおすすめしない理由としては、以下の2点が挙げられます。

  • 顔の見えない不特定多数の人物が利用しているため
  • モラルに欠けたものを洗う人がいるため

ベビー布団だけに限った話ではありませんが、コインランドリーになんとなく汚いイメージを持っている人の中には、不特定多数の人が利用しているためと考える人もいます。

自分の直前に誰がなにを洗ったか分からないと、不安になりますよね。

また汚物やペットの毛、泥などモラルに欠けたものを洗う人もいます。

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コインランドリーには機種によって使用前に桶を洗浄できるものもありますが、使って気持ちのいいものではありませんよね。

大切な赤ちゃんがほぼ一日過ごす場所であるベビー布団を洗うのであれば、コインランドリーは避け、自宅かクリーニング業者にお願いするといいでしょう。

どうしてもコインランドリーを使いたい場合、以下の記事に衛生的なコインランドリーの選び方が載っています。

ぜひ参考にしてみてください。

ベビー布団のお手入れ方法

丸洗いのほか、ベビー布団は以下のようなお手入れを行うことにより衛生的に保つことができます。

  • 汚さないために防水シートを利用する
  • シーツ類はほぼ毎日交換する
  • 数日に1度布団を干す
  • 1週間に一度掃除機をかける
  • 半年に1回程度丸洗いをする

順番に見ていきましょう。

汚さないためにシートを利用する

赤ちゃんは新陳代謝が活発で汗をかきやすいため、敷き布団を汚さないために以下のようなシート類を利用しましょう。

  • 敷き布団に水分を染みこませないようにする防水シート
  • 汗を吸収してくれる汗取りパッド
  • 敷き布団とシート類をズレないように固定するフィットシーツ

敷き布団に防水シートと汗取りパッドを敷くだけで、敷き布団に直接汚れがつく頻度は大幅に減ります。

最初は揃えるのが面倒かと思うかもしれません。

しかしシーツ類は洗い替えとともに一度揃えれば長く使えるため、ぜひ検討してみてください。

シーツ類はほぼ毎日交換する

布団のシーツ類はほぼ毎日または2日に1度程度交換し、洗濯することで布団を清潔に保てます。

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赤ちゃんがかいた汗などの湿気や汚れを放置しておくとカビやダニの発生原因となるため、できれば毎日交換しましょう。

洗い替えのシーツ類を用意しておくと、天気が悪くても替えられるので便利です。

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ベビー布団は赤ちゃんの身体に合わせて小さめのサイズなので洗いやすいのも嬉しいわね。

ぜひ毎日交換して清潔な布団で寝かせてあげましょう!

1週間に1度掃除機をかける

布団表面についたダニを吸い取るため、1週間に1度掃除機をかけましょう。

普通の掃除機でも十分ですが、布団クリーナーを使うと取り回しがしやすいため効率的に動かせますよ。

掃除機をかければダニ対策は十分と思われがちですが、ダニが中綿の奥深くまで逃げ込んでしまったら掃除機では吸い出せません。

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次に紹介する天日干しはダニを死滅させられるため、天日干しと掃除機でダニ対策を行いましょう。

数日に1度布団を天日干しする

1週間に2,3回を目処に布団を天日干ししましょう。

よく晴れた10~15時の暖かい時間帯に2~3時間干すことで、中綿に溜まった湿気を取ることができます。

またしっかりと天日干しを行うことで、布団についたダニも死滅させることが可能です。

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死滅したダニをそのままにして赤ちゃんが吸ってしまうとアレルギーの原因となる可能性もあるため、天日干しから取り込んだ布団は掃除機をかけてダニの死骸を吸い取ることをおすすめします。

半年に1回程度丸洗いをする

掃除機や天日干しである程度のダニを除去することはできますが、半年に1回程度布団を丸洗いすることでダニアレルゲンの90%以上を除去できます。

自宅では、今回紹介した方法で洗えるので、年に2回はぜひ行ってみてください。

汚れが酷い場合や次につかう予定がある場合はクリーニングで綺麗にしてもらう

ベビー布団のお手入れ方法について見てきましたが、汚れが酷い場合や自宅での洗濯が大変な場合、第二子三子を考えて布団を長く清潔な状態で保管しておきたい場合、クリーニング業者を利用することをおすすめします。

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年に2回程度ならしっかりとクリーニングで洗ってもらいたいわ。

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でも赤ちゃんがいる家庭であれば店舗にベビー布団を持っていくのは大変ですよね。

宅配布団クリーニングを利用すれば、自宅にいながら注文から集荷、受け取りまで行えます!

宅配クリーニング業者によって取り扱いができる布団は異なりますが、ベビー布団に対応した業者は以下の9社です!

ベビー布団に対応した宅配布団クリーニング業者
  • カジタク
  • 布団リネット
  • フレスコ
  • しももとクリーニング
  • クリーニングモンスター
  • リナビス
  • クリーニングパンダ
  • きらきらウォッシュ
  • ココアラ

濡れている布団にはきらきらウォッシュ、汚物がついている布団はしももとクリーニングやフレスコなど、業者により対応できる汚れも異なります。

以下の記事では落としたい汚れや重視するべき項目別にフローチャートが載っているため、あなたに合った業者を見つけることができます。

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ぜひ見てみてくださいね!

まとめ:ベビー布団を清潔に使うなら宅配クリーニングがおすすめ

今回は、ベビー布団を自宅で洗う方法や清潔に保つための方法を紹介しました。

ベビー布団は小さめとはいえ、自宅で洗うには脱水した布団を干し場まで運ぶ手間や干す時間を考えると大変ですよね。

年に2回程度の丸洗いであれば、宅配布団クリーニングがおすすめです。

宅配布団クリーニングはそれぞれの特徴があるためフローチャートを辿り、自分に合ったクリーニング業者を見つけてください。

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