洗濯機で布団を洗濯したら水漏れした!自分でできる原因確認と対処法を知りたい!
布団を洗濯したら水漏れした!どこに連絡して直せばいいのか知りたい!
今お困りのあなたに結論から申し上げます。
布団を洗濯して水漏れする原因は「布団の容量が大きいこと」と「洗濯ネットを使用していないこと」です!
心当たりがある場合は、今後気をつければ水漏れのお悩みは一発解決です。
さらに記事では上記に心当たりがない場合の水漏れの原因を探す方法と確実に対処する方法も提示しています。
原因と対処法をご提示するだけでなく、今後に生かせる洗濯機に入れていい布団とダメな布団も掲載しています。
そのため最後まで読めば水漏れを確実に対処できるだけでなく、今後に生かせる布団の洗濯方法がわかります!
クリーニング店を比較して利用することとお洗濯が大好き!布団を洗濯して水漏れ経験ありな私が実体験を踏まえてお答えします!
洗濯機で布団を洗って水漏れしたときの原因は2つ
洗濯機に対して布団の容量が大きい
布団は容量が大きいと次の症状により洗濯機から水漏れすることがあります。
縦型洗濯機 | ・水を入れると布団が浮いてきてしまう |
ドラム洗濯機 | ・ドアがうまく閉まっていない |
縦型・ドラムどちらでも | ・給水排水ホースがズレてしまっている ・給水機能が狂い洗濯槽から水がオーバーフローしている |
縦型洗濯機では、容量の大きい布団を入れると給水時に布団が浮いてきてしまうことがあります。
浮いたままの状態で洗濯を開始してしまうと、激しく振動する脱水時に水が上から飛び散ります。
給水時に浮いてきてしまった場合には手で押し込まなくてはなりません。
またドラム洗濯機の場合は、容量の大きい布団を無理矢理詰め込んでドアを閉めた場合に水漏れすることがあります。
ドアパッキンに歪みが生じたり、外れかけたりするためです。
無理矢理推し込んでドアを閉めるほど容量の大きい布団は、洗濯機に入れるべきではありません!
さらに縦型ドラム式どちらでも共通する症状は次の2つ。
・排水給水ホースが外れてしまっている
・給水機能が狂い洗濯槽からオーバーフローしている
容量が多い布団を洗濯すると脱水時などに普段より洗濯機が振動します。
激しく振動することにより、給水排水ホースが外れてしまうことがあるのです。
さらに洗濯機は容量が増えれば増えるほど給水機能に狂いが起こりやすくなります。
本来必要な水の量よりも多く給水してしまい、洗濯槽から水がオーバーフローし水漏れしてしまうのです。
- 縦型洗濯機・・・7〜8分目程度まで
- ドラム洗濯機・・・ドラムの3分の2程度
目安を超える大きな布団は、洗濯機で選択すべきではありません!
布団用洗濯ネットを使っていない
洗濯ネットを使用していないと洗濯機から水漏れすることがあります。
異常な振動が発生し、給水ホースが外れたり洗濯槽から水がオーバーフローするためです。
具体的には、重たい布団は水を吸うとさらに重くなりうまく回らず激しく異常に振動することがあります。
いつもと異なる振動は、排水ホースが外れてしまったり水がオーバーフローしてしまったりして水漏れする原因となります。
布団を畳んで洗濯ネットに入れることにより、容量の大きい布団でも洗濯槽がスムーズに回転します。
またそれだけでなく、ネットに入れて洗濯をしないと、布団の中綿や生地の傷みにつながります。
中綿が大きく偏ってしまったり、生地が擦れて破れてしまうのです。
水漏れと布団の劣化を防ぐために必ず布団用洗濯ネットを使用して洗濯しましょう。
洗濯機で布団を洗って水漏れしたときの対処法は6ステップ
水漏れの原因がわからないときと水漏れしたときの具体的な対処方法をご紹介します。
以下のステップを踏めば原因を見つけることができます。
原因を探す前に、必ず以下のことを行いましょう。
・洗濯機の電源を停止する
・水浸しになっている床を完全に拭き取り乾かす
理由は浸水による床材の劣化を防ぐためです。
洗濯機から水漏れしているとき、電源を停止させることにより給水や排水を止めることができます。
まずはこれ以上水漏れしないよう、電源を停止しましょう。
そして原因を探す前に必ず床の水を完全に拭き取り乾かすこと!
床を湿った状態のままにすると次の2つの劣化が生じるためです。
一度床材に発生したカビは除去することができません。
さらに腐ってしまった木材を元に戻すことも不可能です。
フローリングを張り替えることになるため、まずは水気を完全に拭き取る必要があります。
あなたがドラム洗濯機を使用しているのならば、まずはドアパッキンを確認しましょう。
ドアパッキンが歪んでいたり外れていたりするとドアから水漏れしてしまいます。
さらにパッキンに埃がたまっているときもきちんと閉まらず水漏れしてしまうのです。
パッキンに汚れが溜まっている場合には汚れを拭き取りましょう。
パッキンの変形や外れていることが原因の場合には、メーカーへ連絡し新しいパッキンと入れ替える必要があります。
ちなみに我が家の水漏れもパッキンに溜まったわずかな埃が原因でした!
夫が洗濯機を解体し時間をかけて水漏れを探したのに結局パッキンによる水漏れだったのです。
まずは手軽にチェックできるパッキンをご確認ください。
そして洗濯を回す度にパッキンの埃は必ず拭き取りましょう。
粉洗剤を使用している場合には、洗濯機の洗剤ケースが汚れていないかご確認ください。
溶けきっていない洗剤が、洗剤ケースの中や洗剤ケースから洗濯槽につながる道で固まるためです。
固まった洗剤は道を塞いでしまい給水中に水漏れを引き起こします。
ちなみに洗剤ケースの汚れの除去方法は以下の通りです。
手順1. 洗剤ケースを取り外しよく洗う
手順2. 取り外した洗剤ケースの投入口を布などで拭き取り綺麗にする
手順3. 洗剤ケース投入口から40度くらいのお湯を流し入れる
お湯を入れることにより、投入口〜洗濯槽の間で固まっている洗剤を溶かして落とすことができます。
給水ホース付近では次の4つを確認する必要があります。
- 蛇口
- 蛇口と給水ホースの接合部
- 給水ホース
- 給水ホースと洗濯機の接合部
給水ホース付近から水漏れしている場合には上記の4つのどれかに原因があります。
蛇口から水漏れしている場合には、蛇口のパッキンを交換する必要があります。
自分で交換が難しい場合には水道業者へ交換の依頼をします。
ホースの接合部付近で水漏れしている場合には、以下2つを行う必要があります。
ネジを緩めて外し正しく接合しなおす
接合部に溜まった汚れを除去する
また排水ホースに亀裂が入り水漏れしていることもあります。
ホースに破損した箇所がないかよく確認しましょう。
亀裂が入っている場合には新しいホースに取り替える必要があります。
給水ホースは、家電量販店やホームセンターで購入可能です!
排水ホース付近では次の4つを確認する必要があります。
- 排水ホースと排水溝の接合部
- 排水ホース
- 排水ホースと洗濯機の接合部
- 排水フィルター
ホースの接合部付近で水漏れしている場合には、給水ホースと同様に以下2つを行います。
ネジや留め具を緩めて正しく接合し直す
接合部に溜まった汚れを除去する
さらに排水ホースに亀裂が入っている場合には、ホースの交換が必要です。
そして洗濯機の排水フィルターでは、以下2点をご確認ください。
排水フィルターに溜まった汚れ
排水フィルターのパッキン
排水フィルターは、洗濯時に出た糸くずやほこりが蓄積する場所です。
そのため1回の洗濯でも汚れが溜まりやすいのです。
放置していると水の流れが滞り、水漏れの原因となります。
さらに排水フィルターのパッキンが外れていたり、ズレたりしていないかも確認しましょう。
排水溝の洗浄も行いましょう。
排水溝が詰まっているとうまく排水できず、排水溝の接合部分から水が溢れ出てしまいます。
排水溝専用の薬剤を使用して溜まった汚れをきれいに洗浄する必要があります。
布団を洗ってから洗濯機の水漏れが治らないとき連絡する業者の選択肢は2つ【かかる修理費】
自分では水漏れの原因がわからないときどこに連絡すればいいの?
原因はわかったがうまく直せないときにはどこに連絡するの?
あなたご自身で対処することが難しい場合には、「メーカー」もしくは「水漏れ修理業者」へ修理依頼する必要があります!
どちらに依頼すべきなのかは以下表を見れば一発解決します。
メーカー修理 | 業者修理 | |
依頼が向いているケース | どこから水漏れしているかわからないとき 洗濯機本体から水漏れしているとき 保証期間内のとき | 蛇口・ホース接合部分・ホース・排水溝付近から水漏れしているとき |
価格 | 高い (ただし保証期間内は無料) | 安い |
対応できる修理 | 洗濯機本体の水漏れ 蛇口・排水溝・ホース周辺の水漏れ | 蛇口・排水溝・ホース周辺の水漏れ |
メーカーへ修理依頼
洗濯機の水漏れが治らないときには、洗濯機のメーカーへ修理を依頼することができます。
ちなみにかかる費用は以下の通りです。
ドアパッキンなど部品の交換が必要な場合 | 23,000円~26,000円(税込) |
接合部を正しく接合し直すことが必要な場合 排水溝の詰まり除去 | 12,000円~20,000円(税込) |
メーカー修理ならば洗濯機部品の破損が原因による水漏れのとき、部品を交換し直してもらうことが可能です。
ただしホース接合部の緩みや排水溝詰まりが原因の場合には、業者に依頼するよりも価格が高くなります。
保証期間内であれば、無料で修理してもらえます!
購入時の保証書をご確認ください!
上記をまとめると「洗濯機本体に水漏れの原因があるとき」「保証期間内のとき」にはメーカー修理をご選択ください!
水漏れ業者へ修理依頼
蛇口や排水溝付近に水漏れの原因がある場合には、業者でも修理対応してもらえます。
業者の平均価格は以下の通りです。
パッキンの交換と接合部の調整 | 5,000円〜 |
給水・排水ホースの交換 | 5,000円〜7,000円 |
蛇口や水栓の交換 | 8,000円〜15,000円 |
水漏れ業者ならば、ホース接合部の不具合や排水溝の詰まりをメーカーよりも安い価格で対応してもらえます。
ただし洗濯機本体に水漏れの原因がある場合には対応してもらうことができません。
そのため「給水排水ホースやホースの接合部から水漏れしているとき」には水漏れ業者への依頼が最適です。
【水漏れの原因を回避】洗濯機で洗える布団とダメな布団一覧
洗濯機の水漏れを回避したいのであれば、洗えない布団は洗濯機で洗うべきではありません。
洗濯機で洗える布団かダメな布団かは以下にてご確認ください。
布団のタグを見て以下の表示がある場合には洗濯機で洗うことができません。
家庭で洗濯することができない | |
洗濯機で洗うことはできないが手洗いならば洗うことができる |
また以下の表記があれば、洗濯機で洗うことができます。
洗濯機で通常通り洗濯できる | |
弱めの水流コースであれば洗濯できる | |
最も弱い水流コースであれば洗濯できる |
ちなみにタグがない場合には、洗濯機で洗濯すべきではありません。
タグがある場合でも布団を痛めつけたくないのであれば、自宅で洗濯することはおすすめできません。
布団の中綿が変形したり、生地が傷ついてしまう恐れがあるためです。
ちなみに私は自宅の洗濯でベビー布団が使い物にならなくなってしまった経験があります!
そのため必ず布団クリーニング専門店に依頼しています!
まとめ|洗濯機からの水漏れを避けたいのならば布団の洗濯はクリーニング店へ
洗濯機の水漏れの原因にはさまざまな要因があり、簡単には原因を突き止めることができません。
できる限り自分で対処したいところ。
結論として本記事の原因究明方法を順番に行えば、あなたご自身で水漏れを対処することが可能です。
それだけでは対処できない場合には、あなたの症状に合わせた最適な修理業者を具体的に提示しています。
ただし布団を洗濯機で洗うと、たとえ洗濯可能な布団であっても洗濯機と布団が壊れてしまう原因につながります。
大切な布団と洗濯機を長く愛用したいのであれば、宅配布団クリーニング業者へ依頼すべきです。
布団クリーニング業者は以下の記事で徹底比較しています。