布団圧縮袋は何回使っていいのか知りたい!
何回も使えるおすすめの布団圧縮袋を知りたい!
結論を言うと、布団の圧縮袋は1回で捨てる必要はなく、穴が開くまで何回でも使えます。
こちらの記事では、布団の圧縮袋ごとに使える回数や長持ちさせるコツも解説しています。
それだけでなく、何回でも使える頑丈な布団圧縮袋もご紹介しているためよろしければ参考にしていただけたら幸いです!
最後まで読めば、布団圧縮袋のすべての種類がわかり、その中から何回も使えるあなたにおすすめの圧縮袋を選ぶことができます!
【布団の圧縮袋は何回使える?】ジッパー式もバルブ式も何回でも使える
布団の圧縮袋は、基本的には穴が開くまで使えます。
圧縮袋は素材によってかなりデリケートなものもあるため取り扱いには注意が必要ですが、穴が開かなければずっと使い続けられるのは嬉しいですよね。
ちなみに圧縮袋には圧縮方法によって、掃除機を使うジッパー式と掃除機不要なバルブ式があります。
ジッパー式の布団圧縮袋は何回使える?
ジッパー式は布団を入れてからある程度チャックを閉めた状態で掃除機のノズルを差し込み、吸引して圧縮していくタイプです。
ジッパー式の布団圧縮袋も穴が開くまで使うことができます。
安価ですが掃除機を出し入れする際に袋を傷つけてしまう恐れがあるほか、圧縮が終わってノズルを抜いた際空気が逆流してしまうこともあるためジッパーをきちんと閉めるコツを掴むのが大変な場合もあります。
また、ジッパー式の場合はチャックを閉めるときに必要なスライダーが取り外しできる場合もあります。
取り外したスライダーをなくしてしまうと、次に使うときに圧縮できなくなってしまいます。
そのため何回も使いたいときにはスライダーをなくさないようご注意ください!
バルブ式の布団圧縮袋は何回使える?
バルブ式は圧縮袋にバルブが設置されたタイプです。
バルブ式の布団圧縮袋も穴が開くまで何回も使えます。
布団を入れてチャックもしっかり閉めてから掃除機や吸引器をバルブにあてると、中の空気を吸い出して簡単に真空状態にできます。
ただし比較的高価な点が特徴です。
少し高価だけどバルブ式の方が簡単で穴も開く確率は少ないかしら?
バルブ部分を引っ張ったりしないように注意すれば、チャックの部分にはほとんど触らないため、穴が開きにくいといえるのかもしれません。
なるべく穴を開けず何度も使いたい場合、取り扱いに注意して使いましょう。
布団の圧縮袋を何回も使えるようにしたい!長持ちさせる3つのコツ
圧縮袋を衛生的に長持ちさせるためのコツは、以下の3点です。
- 圧縮袋を洗浄する
- 2枚重ねにする
- 圧縮は1/3程度までにしておく
衛生的かつ長持ちさせるために、上記のコツについて順番に見ていきましょう。
圧縮袋を洗浄する
圧縮袋を衛生的に保つため、使用が終わったら毎回圧縮袋を洗浄することが大切です。
中に入れる布団がいくら綺麗な状態だったとしても、圧縮袋自体に汚れが付いていたらダニやカビの発生原因となってしまうため意味がありませんよね。
圧縮袋を洗浄する際は水と洗剤を中に入れ、やさしくすすぎましょう。
決して強く擦らず、外側から軽く揉んだ後水で何度か流してしっかり乾かしてください。
次に布団を入れる際は水分が残っていないかよく確認してから利用することで、圧縮袋のメリットであるホコリや虫の予防高価がより一層実感できるでしょう。
2枚重ねにする
圧縮袋は2枚重ねにすることで長持ちさせることが可能です。
前述しましたが、羽毛布団を圧縮する際に羽の軸が布団の生地を傷つけてしまう可能性があります。
羽の軸が生地を突き抜けて圧縮袋に傷をつけてしまうと、たった1度の使用でも圧縮袋を使うことができなくなってしまいます。
圧縮袋を2枚重ねにすることで、外側の圧縮袋が傷ついてしまい使用中に圧縮袋としての効果が無くなるといった事態が防げるでしょう。
内側の1枚はあくまで外側の圧縮袋を守るための袋だと捉えて、百均などでも購入できる安価なものを選ぶことをおすすめします!
圧縮は1/3程度までにしておく
布団は吸引できる限り圧縮するのではなく、1/3程度のボリュームに留めておくことも長持ちさせるためのコツといえるでしょう。
あまりに強く吸引してしまうと少しの刺激でも穴が開いてしまうほか、布団の形状も元に戻らない可能性があります。
保温性や弾力も失われるため、次に使用する際に寝心地が変わってきてしまう可能性も考えなければいけません。
布団に触れながら圧縮を進め、かさが1/3程度になったら吸引を止めて形を軽く整える程度に留めておくことが次のシーズンに布団を気持ちよく使えるコツ、そして圧縮袋を長持ちさせるコツです。
おすすめ布団圧縮袋3選!何回も使えるコスパ最強袋を厳選!
圧縮袋は数多く販売されていますが、一度きりではなく圧縮袋を何度も使いたい場合、以下のような圧縮袋を選ぶといいでしょう。
- 逆流防止弁つき吸引バルブがあるもの
- 素材がしっかりとしたもの
- 抗菌や防ダニ・防臭加工済みのもの
圧縮袋にはジッパー式とバルブ式がありますが、しっかり吸引したい場合、バルブ式がおすすめです。
ジッパー式は慣れていなければ何度もチャックを閉め直す必要があるため、チャックの寿命も早くなってしまいがちといえます。
特に逆流防止弁つき吸引バルブであれば、チャックを一度しっかりと閉めてしまえば後は空気を抜くだけなので手軽です。
また素材がしっかりしていると破れにくく、抗菌や防ダニ・消臭加工済みのものを選ぶと布団の衛生面も保ってくれます。
上記の条件が揃った圧縮袋は多少高価ではありますが、何度も使いたいのであればぜひ検討していただきたいです。
おすすめの圧縮袋3選を紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
おすすめ圧縮袋1.アールシングル布団圧縮袋kr-001
おすすめの圧縮袋のひとつ目は、「アールシングルふとん圧縮袋kr-001」です。
バルブにぴったりなサイズのアダプタが付属しているため、スムーズに素早く吸引できます。
スライダー付きのためチャックも閉めやすく、閉まった部分は色が変わるため本当に閉まったかどうか不安な方でも安心です。
おすすめ圧縮袋2.GQC 布団圧縮袋
おすすめの圧縮袋のふたつ目は、「GQCのふとん圧縮袋」です。
柔らかく耐久性のある素材を使っているため、長時間保管できて繰り返し使用できます。
手動ポンプがついているため、掃除機がなくても圧縮できる点も便利です。
おすすめ圧縮袋3.オリエント Q-PON! 電動吸引ポンプ+ふとん圧縮袋
おすすめの圧縮袋3つ目は「オリエント Q-PON! 電動吸引ポンプ+ふとん圧縮袋」です。
電動の吸引ポンプがついているため自宅の掃除機が圧縮に対応しているか気にする必要がありません。
自宅の掃除機でも圧縮得きる柔軟性も嬉しいポイントです!
布団圧縮袋を使用するときの4つの注意点!
圧縮袋を長持ちさせるためのコツや入れっぱなしにしないことも重要ですが、圧縮袋を布団に入れる前の注意点として、以下のポイントを3つ意識しておきましょう。
- 布団は清潔にして入れる
- 布団を入れる前にチャックを拭く
- ネックレスや指輪などの装飾品にも注意する
- 布団をずっと入れっぱなしにしない
布団は天日干しやクリーニングで清潔にしてから入れる
前述しましたが、布団は天日干しやクリーニングで綺麗な状態にしてから収納しましょう。
汚れたままや湿った状態の布団を圧縮袋で保管してしまうと、ダニやカビ、虫などの発生原因となります。
布団は天日干しを行うことで表面のダニの除去に効果的ですが、中綿から綺麗にしたい場合は洗濯が必要です。
長く保管したい場合は丸洗いで清潔にし、圧縮袋に入れておくといいでしょう。
数多くの業者が布団クリーニングを行っていますが、中でも宅配布団クリーニングを利用すれば集荷にも来てもらえ、手間や時間の節約にもなります。
\布団クリーニング業者を探したい人はこちら/
\自分で洗う方法を知りたい人はこちら/
\天日干しする方法はこちらで解説!/
今回は圧縮袋について記載していますが、宅配クリーニングの業者の中には保管サービスが利用できるところもあります。
保管サービスを利用することで圧縮袋を使う必要もなくなりますので、ぜひ検討してみてくださいね。
布団を入れる前にチャックを拭く
圧縮袋に入れる前にチャックを拭くことも注意すべきポイントです。
何度か使用した圧縮袋はもちろん、新品でもなにかの拍子にホコリやゴミがついてしまうと、チャックの密着度が落ちてしまいます。
少しでも空気が入ってしまうと徐々に圧縮は保たれなくなり、使用期限の目安である半年に届かなくなってしまうでしょう。
圧縮袋を使う前は必ず綺麗にチャックを拭いてから使ってください。
ネックレスや指輪などの装飾品にも注意する
圧縮袋を使用する際はネックレスや指輪などの装飾品を外しておくといいでしょう。
圧縮袋にネックレスや指輪があたって傷ついてしまうとその箇所から空気が入り、穴が空いてしまうことも考えられるためです。
同時に近くにハサミなどの刃物が置いていないか、ペットが噛んだり引っ掻いたりしてしまう可能性はないかといった細かい部分まで注意できるといいですね。
余計なものがない場所で作業を行って、圧縮袋をなるべく傷をつけない工夫をして行いましょう。
圧縮袋に布団を入れっぱなしはNG
布団を正しく圧縮したとしても、圧縮袋にいつまでも入れっぱなしにするのはNGです。
特に普段使用頻度の少ない来客用布団などは場所をとってしまいます。
圧縮して収納しておくと便利ですが、6ヶ月程度経つとしっかり圧縮していても徐々に空気が入り、元の形へと戻ってしまうことを覚えておいてください。
久しぶりに押し入れを開けてみたら布団が元に戻り、天井を押し上げている事態になりかねません。
長く収納しておく必要のある布団でも半年を目安に一度出して復元し、必要であればまた圧縮して収納しましょう。
布団圧縮袋を使うメリットは2つ
大切な布団の収納に圧縮袋は使うメリットは、以下の2点が挙げられます。
- 収納スペースが活用できる
- ホコリや虫予防になる
順番に見ていきましょう。
収納スペースが活用できる
布団を圧縮袋に入れて収納するとスペースが空くため、空間の活用ができるようになります。
空気を多く含んだ布団は、ただ畳んで入れておくだけではかさばってしまうのよね。
特に分厚い冬用掛け布団を圧縮してしまってしまえば、空いたスペースで暖房をしまうことも可能です!
ただし注意して圧縮しなければ時間と共に空気が入り、元のカサに戻ってしまう場合もあります。
最後に紹介する注意点をよく確認し、正しく圧縮するようにしてください。
ホコリや虫予防になる
布団を圧縮袋に入れて収納すると、ホコリや虫の予防になります。
圧縮袋は布団を入れてから空気を抜き、しっかりとチャックを閉じてしまうため、真空パックの状態となるのです!
圧縮袋の外からはホコリや虫が侵入できないため、衛生的といえるでしょう。
ただしこちらのメリットも、次回使うときまでに圧縮を保つことができ、外からの侵入を防げた場合の効果です。
正しく長く使うために、圧縮袋の取り扱いには注意する必要があります。
圧縮袋が何回使えるか、長持ちさせるためのコツを参考にして圧縮袋を使っていきましょう。
布団収納に圧縮袋を使うデメリットは2つ
スペースの活用、ホコリや虫の侵入などメリットを感じられる圧縮袋ですが、デメリットとしては以下の2つが挙げられます。
- 収納前の布団は綺麗な状態にしておかなければならない
- 羽毛布団に使用すると寿命を縮めてしまう可能性がある
順番に見ていきましょう。
収納前の布団は綺麗な状態にしておかなければならない
圧縮袋に収納する前の布団は綺麗な状態にしておかなければなりません。
汚れたままの布団を袋に入れて圧縮してしまうと、中でダニやカビが繁殖してしまう可能性があるためです。
布団を綺麗な状態にするためには、家庭やコインランドリーでの洗濯や、布団クリーニング業者を利用する選択肢があります。
多くの布団は注意点を守れば家庭やコインランドリーでも洗濯が可能ですが、洗濯できるかは洗濯表示を確認し、素材の注意点について知っておくと安心でしょう。
ただし自分で洗濯を行えば費用も安く済みますが、乾燥が甘く湿気が残った状態で圧縮袋に入れてしまうと、カビの発生原因となります。
特に秋や冬に自宅で洗濯して乾燥をしようとすると、何日も乾かさなくちゃいけないのよね…
コインランドリーでの乾燥機も、乾いてからすぐにしまってしまうと布団の中に蒸気を閉じ込めてしまう可能性もあります。
布団クリーニングは時間や費用はかかりますが、プロが洗ってくれるため安心です。
特に枚数が多かったり運ぶのも大変だったりする布団は宅配布団クリーニングサービスを利用すると、自宅にいながら布団の受け渡しができます。
ぜひチェックしてみてください。
羽毛布団に使用すると寿命を縮めてしまう可能性がある
羽毛布団の場合、圧縮袋を使うことで布団の寿命を縮めてしまうデメリットがあります。
羽毛布団とは中綿にガチョウやアヒルなどの水鳥の羽が使われている布団です。
特にダウンと呼ばれる水鳥の胸あたりに生えている羽は、冷たい水の中でも体温を下げないように多くの空気を含んでいます。
独特のカーブ形状はほどよい弾力を生み出し、羽毛布団を使うことで私たちの睡眠の質を高めてくれるといえるでしょう。
ただし圧縮をすることでへたってしまったり、フェザーと呼ばれる羽の軸あるタイプは生地に穴を空け、布団の寿命が縮まってしまう可能性もあります。
強く圧縮すると形状が戻らないこともあるため、羽毛布団を圧縮する際はデメリットをよく理解して行うことが大切です。。
まとめ|布団の保管には圧縮袋や宅配クリーニングがおすすめ
今回は布団の圧縮袋のメリットやデメリット、何度使用できるのか、布団を入れる前の注意点について解説しました。
圧縮袋は収納スペースが増やせてホコリや虫を防げるメリットがありますが、適切な取り扱いをしなければ一度の使用で使えなくなってしまうこともあります。
圧縮袋を使うほかにも、宅配クリーニングの保管サービスを利用すれば布団が清潔に保てて失敗もありません。
自宅で布団を受け渡しできる宅配布団クリーニングであれば手間も時間もかからず手軽です。
圧縮袋で自宅保管もいいですが、宅配布団クリーニングもぜひ検討してみてくださいね。
保管サービスできる期間と料金は、各業者ごとにこちらから比較することができます!