更新日以降に制度・金額が変更となる可能性がございます。
マットレスを捨てるときは、まずスプリングの有無とサイズを調べ、住んでいる自治体が収集するか確認しましょう。同じ「マットレス」でも、折りたためるウレタン製品と、金属コイルの入ったベッド用では扱いが違うことがあります。
処分費だけで選ばず、部屋から運び出せるか、引き取り日が新しい寝具の到着に間に合うかまで確認すると、申し込み後の行き違いを防げます。
処分前に調べるのはこの4点
- 構造:スプリングあり、ウレタン、その他。商品ラベルや購入時の説明で確認する。
- 大きさ:幅・長さ・厚さ。折りたためる場合も、元の製品サイズを控える。
- 搬出:玄関、廊下、階段、エレベーターを通るか。ひとりで安全に扱えるか。
- 期限:引っ越し日、退去日、新品の納品日までに引き渡せるか。
生地を切って内部を確かめる前に、メーカーや購入店へ品番で問い合わせましょう。外見が似ていても、中材や芯の構造は異なります。
切ってから困らないよう、先に切断・解体する前の注意点も確認してください。
方法1:自治体の粗大ごみ受付を確認する
自治体の公式案内で「マットレス」「スプリングマットレス」「ベッドマットレス」をそれぞれ確認します。検索結果の一般的な記事より、住んでいる市区町村の最新の分別表と受付窓口を優先してください。
自治体回収が可能なら、品目と手数料、申し込み方法、指定場所、収集日を確認します。料金券を使う地域でも、申し込み前に自己判断で購入せず、案内された金額と支払い方法に従いましょう。
「布団・マットレス」の区分に入るとは限らない
横浜市のFAQでは、布団のように折りたためるスプリングなしのマットレスと、ベッド・スプリングマットレスを分けて案内しています。これは横浜市の例で、全国共通の区分や料金ではありません。
品目一覧で名前を見つけても判断に迷う場合は、素材と寸法を伝えて問い合わせるのが確実です。
方法2:買い替える販売店の引き取り条件を調べる
新品を購入するなら、決済前に販売店の引き取りサービスを確認します。「配送付き」と「古い寝具の回収付き」は別のサービスです。
確認したいのは、購入する品と同じ種類・同じ数だけなのか、他社製品も対象か、対象地域、料金、搬出作業の範囲、申し込み期限です。通信販売と店頭で条件が違う場合もあるため、利用する注文方法の案内を見ましょう。
古いマットレスを先に処分すると、配送の遅れで寝具がない期間が生じます。新旧の受け渡し日程を合わせ、当日同時回収ができない場合の置き場所も考えておきます。
方法3:自治体が案内する適正な回収経路に相談する
自治体が扱わない品や、搬出の問題がある場合は、自治体の窓口で相談先を確認します。「即日」「無料」という広告だけで決めず、家庭から出る廃棄物を適正に回収できる事業者か確認してください。
環境省は、市区町村の許可や委託のない家庭ごみ回収に注意を呼びかけています。古物商許可や産業廃棄物処理業許可だけを、家庭ごみ回収の許可と考えてはいけません。
見積もりでは総額と追加条件を確認
回収費だけでなく、搬出、階段、遠距離、当日の追加品、キャンセルに関する費用も確認します。写真と寸法、階数、エレベーターの有無、玄関までの経路を伝え、作業範囲を文章で残しておきましょう。
現地で金額が変わった場合は、作業を始める前に理由と総額を確認してください。見積もりだけのつもりが、すでに積み込まれていたという状況を避けるため、依頼する範囲を先に明確にします。
部屋から運び出せないときは、申し込み前に相談
通常の粗大ごみ収集で、室内からの搬出までしてもらえるとは限りません。支援制度の有無や対象条件は自治体に確認してください。
大型のマットレスを無理に折り曲げたり、階段でひとりで持ち上げたりするのは避けます。通路の養生や必要な人数を含め、販売店または適正な事業者に搬出を依頼する方法を検討しましょう。
集合住宅では、共用部を長時間ふさがないよう、管理規約や回収車が停められる場所も確認します。指定日前に屋外へ放置せず、受付時の指示に合わせます。
切断・解体して捨てる方法を安易に選ばない
スプリングのある製品を自分で解体すると、金属や工具でけがをするおそれがあります。処分費を下げる目的での解体はおすすめしません。
ウレタン製品でも、小さくすれば普通ごみでよいとは限りません。自治体が製品単位で分別する場合もあるため、切る前に確認します。切断に時間やごみ袋が必要になること、作業後に元へ戻せないことも考えて選びましょう。
売却・譲渡は中古寝具の受付条件を先に確認
使用済みマットレスを買い取るかどうかは店舗によって異なります。メーカーや価格だけで売れると考えず、型番、使用期間、汚れ・破損・においを正確に伝えて査定条件を確認します。
個人間で譲る場合も、搬出する人、送料、受け渡し日、搬入できなかった場合の扱いを先に決めましょう。引き取り手が見つかることを前提に、退去直前まで処分予約を遅らせないのが安心です。
汚れだけが理由なら、処分前に手入れの可否を確認
まだ使いたい場合は、メーカーに素材・構造・状態を伝えて、手入れや専門業者への相談が可能か確認します。マットレスは一律に丸洗いできません。ムアツなどのウレタン製品も、布団と同じ方法で洗えると考えないでください。
なお、しももとクリーニングはマットレス、低反発・ウレタン素材マットを取扱対象外としています。公式利用規約の取扱いの範囲を確認し、対象外の寝具を送らないようにしましょう。
よくある質問
処分費はいくら?
自治体、構造、サイズ、搬出条件で変わるため、全国一律の相場だけでは決められません。自治体の正式な品目料金と、販売店・回収先の総額を比較してください。
スプリング入りは自治体で捨てられない?
扱いは地域で異なります。スプリング入りという理由だけで全国一律に判断せず、居住地の案内を確認します。
汚れているので洗ってから捨てるべき?
処分のために丸洗いをする必要があるとは限りません。漏れや汚れへの対応は受付先に確認し、洗えない構造のマットレスを無理に洗わないでください。
まとめ
マットレス処分は「構造を調べる→自治体で受付と出し方を確認→搬出と日程を確保」の順に進めます。買い替え時は販売店の引き取りも比較し、回収業者を利用するときは適正な回収経路と総額を確認しましょう。
もう一度比較するときは、自治体での処分を確認する手順へ戻れます。掛け布団・敷き布団のリサイクルや譲渡を調べる場合は、次の記事も参考にしてください。
受付条件・仕様・料金は変更されるため、利用前に各公式案内をご確認ください。

