マットレスの干し方!種類別に解説!干す時間・頻度・便利な道具も!

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マットレスはどうやって干したらいいの?我が家にあるマットレスの種類に適した干し方を知りたい!

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マットレスは週に何回干せばいいの?干す手間をなくす道具はある?

結論から申し上げるとマットレスは天日干しではなく、風通しの良い室内で干すことが鉄則です。

本記事では、マットレスの種類別に適した干し方を解説しています。

それだけでなく、種類別に干す頻度と時間もご紹介します。

また、干す手間が飛躍的に楽になる便利道具についても解説します。

最後まで読めば、あなたのマットレスに適した干し方がわかるだけでなく、楽にケアする方法までわかります

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適切にマットレスを干していれば寿命を超えて使用することができます!我が家のウレタンマットレスもすでに5年以上使用しています!

目次

マットレスの干し方【種類別に適した干し方を解説】

マットレスの干し方は、どの種類でも基本的に日の当たらない風通しの良い部屋に立てかけて干します。

さらにマットレスの種類や特徴別に適した干し方は、次の通りです。

高反発/低反発ウレタンマットレス
ファイバーマットレス
ラテックスマットレス
立てかけて干す
重いコイルマットレス台などを挟み底を浮かせて干す
脚付きマットレス扇風機を当てる
三つ折りマットレス立てかけて干す
薄いマットレス布団干しなどの道具を活用して干す
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それぞれの干す手順を詳しく解説します!

高反発/低反発ウレタン・ファイバー・ラテックス素材のマットレスの干し方

ウレタン素材やラテックス素材のマットレスを干す手順は次の通りです。

STEP
可能であれば側生地のカバーを取り外す

中の素材がよく乾くよう、可能であれば側生地を取り外してから干します。

STEP
壁に立てかけて干す

マットレスを直射日光が当たらない、風通しの良い部屋の壁に立てかけて干します。

素材自体が薄く、立てかけることが難しい場合には、薄いマットレスを干す手順をご確認ください!

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取り外した側生地は洗濯しましょう。

重いコイルマットレス・ベッドマットレスの干し方

持ち上げることが困難な重いコイルマットレスの干し方は次の通りです。

STEP
踏み台や重ねた本を用意しマットレスの片側に挟む

壁に立てかけられない重いマットレスは、片側に踏み台や重ねた本を挟みます。

マットレスの底の面が床から離れ空間が生まれるようにしましょう。

STEP
窓をあけて扇風機の風を当てる

窓をあけて部屋の風通しをよくします。

またそれだけでなく、マットレスに直接扇風機を当てて乾燥を促すことがおすすめです。

脚付きマットレスの干し方

脚付きマットレスは、マットレスの底と床に空間があるため湿気が溜まりにくい仕様となっています。

そのため立てかけて干す必要はありません

ただし、普段マットレスの下に物を収納している場合には湿気が溜まりやすい状態にあります。

マットレスの下に空間がなくなるほど物を収納することはあまりおすすめできません。

脚付きマットレスを干す手順は次の通りです。

STEP
マットレスを窓際へ移動させる

可能な場合は、まずはマットレスを風通しの良い窓際へ移動させます。

窓を開け、室内の風通しを良くします。

STEP
マットレスを壁から離す

マットレスを壁から離します。普段マットレスを壁につけて使用している場合は、壁との接着面に湿気が溜まってしまうためです。

壁から離し通気性を良くしましょう。

STEP
扇風機を当てる

扇風機を当ててマットレスを乾燥させます。

数時間おきに当てる角度を変えて乾燥させると良いでしょう。

三つ折りマットレスの干し方

三つ折りマットレスの干し方は次の通りです。

STEP
三つ折りマットレスを自立しやすい形で立てかける

コの字にすると自立しやすく立てかけやすくなります。

STEP
部屋の窓を開け室内の風通しを良くする

直射日光が当たらず、風通しの良い部屋で干すことがおすすめです。

扇風機を当てて乾燥させることもおすすめです。

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ウレタン・ラテックス・ファイバーマットレスとほぼ同様の干し方になります!

薄いマットレスの干し方

薄いマットレスは、立てかけてもすぐにズレ落ちてしまったり、立てかけることさえ難しかったりする場合が多いです。

薄いマットレスに適した干し方は次の通りです。

STEP
布団干しを用意する

室内で使用できる布団干しを用意します。

STEP
布団干しを使用してマットレスを干す

風通しが良く、直射日光の当たらない部屋でマットレスを干します。

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折り畳み型のすのこがある場合は、布団干しの代わりになります!

マットレス干し方のポイントは4つ!

側生地は取り外す

マットレスを干すときには、可能な限り側生地を取り外して干すことがおすすめです。

中の素材が乾燥しやすくなるためです。また適度な頻度で側生地を洗濯することも大切なためです。

時間に余裕のあるときは、側生地を取り外してマットレスを干しましょう。

天日干しはしない

マットレスを天日干ししたり、直射日光が当たるところで干したりするのはやめましょう。

理由は、次の2つにあります。

  • 側生地が傷んでしまう
  • ラテックス素材の場合紫外線が当たることにより分解されてしまう

素材が傷んでしまうと変色や、最悪の場合劣化が激しく使用できなくなります。

またウレタン・ファイバーも熱に弱い素材のため日光に当てるべきではありません。

壁や床に触れる面積が小さくなるようにして干す

マットレスを干すときには、マットレスが壁や床にできるだけ触れない状態にして干しましょう。

壁や床に触れている面積が大きいとそれだけ通気性が悪くなり水分が逃げにくくなるためです。

通気性を高めマットレスを完全に乾燥させるためにも、床と壁に触れる面積は最小限に抑えましょう

マットレスのゴミを掃除機で吸い取る

マットレスを干す前もしくは後に、マットレスのゴミを掃除機で吸い取りましょう。

マットレスにカビが生えたり、ダニが発生したりする原因の栄養源を取り除くことができるためです。

マットレスが汚れる原因の栄養源は、皮脂や髪の毛、ふけ、ダニの死骸などです。

上記に湿気と体温が加わることにより、カビやダニが発生してしまいます。

そのため、マットレスを干して湿気を除去するだけでなく、栄養源も排除しておくことにより、マットレスをさらに清潔に保つことができるのです。

マットレスの干し方:種類ごとに適した干す頻度と時間

マットレスの種類ごとに最適な干す頻度・時間があります。それぞれ解説します。

低反発高反発ウレタンマットレスとラテックスマットレスに適した干す頻度と時間

ウレタンマットレスとラテックスマットレスは、次の頻度と時間で干すことがおすすめです。

頻度最低3日に1回
時間4時間程度

ウレタンマットレスとラテックスマットレスは、特に通気性が悪い素材です。

そのため最低でも3日に1回干すことが大切です。余裕があるのならば、毎日壁に立てかけて干した方がよいでしょう。

敷きっぱなしにしておくことにより、湿気が逃げずカビが生えることにつながります。

側生地を取り外したり、窓を開けて換気したりしなくとも、壁に立てかけておくだけでカビを防ぐことができます。

また干す時間は、4時間程度がおすすめです。起床時にそのまま立てかけるだけでOKです。

ファイバーマットレスに適した干す頻度と時間

ファイバーマットレスは、次の頻度と時間で干すことがおすすめです。

頻度マットレスが汚れたとき
時間3時間程度

ファイバーマットレスは、90%以上が空気でできているため、湿気がこもりにくい素材です。

そのため、頻繁に干す必要はありません。

マットレスの側生地の汚れが気になった時に洗って干す程度でよいでしょう。

ちなみにファイバーマットレスの洗い方は以下の記事で詳しく解説しています!その他素材のマットレスの洗い方も掲載中です!

ボンネットコイルマットレスに適した干す頻度と時間

ボンネットコイルマットレスに適した干す頻度と時間は次の通りです。

頻度1週間〜2週間に1回
時間3時間程度

ボンネットコイルマットレスは、中にコイルが入った作りで空気が含まれています。

そのため、ウレタンマットレスやラテックスマットレスよりも通気性が良いため、毎日のように頻繁に干す必要がありません。

適した干す頻度は、1〜2週間に一度程度が目安です。また干す時間は、3時間以上干すようにしましょう。

マットレスを干す必要性!干さなくてはいけない理由は3つ!

マットレスにカビが生えるため

マットレスを干さずにいるとカビが生えてしまいます

マットレスに湿気がこもってしまい、カビが生えやすい環境となるためです。

具体的には、マットレスを敷いたままにしておくと寝汗がマットレスの中に留まった状態となります。

カビは高温多湿、そしてタンパク質の栄養素がある環境を好みどんどん繁殖します。

まさにマットレスは「皮脂汚れ」「体温」「寝汗の湿気」の3つによりカビが好む条件を満たしているのです。

そのためマットレスを干さないでいると、カビがどんどん繁殖してしまいます。

カビは、気管支喘息や鼻炎の発症の原因になります。

結果としてマットレスにカビが生え健康被害につながるため、マットレスは絶対に干した方が良いのです。

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ちなみにすでにマットレスにカビが生えてしまった場合もご安心なさってください!下記の記事にてマットレスの種類別にカビの落とし方を解説しています!

マットレスにダニが発生するため

マットレスを干さずにいると、ダニも発生します

ダニもカビと同様に高温多湿そして餌となるタンパク質汚れのある環境を好みます。

敷きっぱなしのマットレスは、寝汗による湿気や体温が逃げない環境にあります。

マットレスに付着した皮脂汚れも伴い、ダニの暮らしやすい環境となっているのです。

ダニは繁殖率が高いため、気づくと数十万匹以上のダニがマットレスの中に発生しています。

ダニ刺されに悩んだり、ハウスダストアレルギーによる喘息や鼻炎につながったりするため、マットレスは必ず干しましょう。

マットレスの劣化につながるため

マットレスを干さずにいると劣化してしまいます。

マットレスの素材は、水や湿気に弱いものがほとんどです。

そのため、干さずにいて湿気の溜まった状態にしておくことにより、素材が劣化してしまうのです。

素材が変形したり変色したりしてしまうため、適度にマットレスを干すことが大切です。

マットレスを干すのが楽になる!干す手間と頻度を減らせる便利な道具は5つ!

マットレスを頻繁に干せないときは次の6つの道具を活用して、マットレス内に湿気がたまってしまうのを防ぎましょう。

布団用すのこ

マットレスの下に布団用すのこを敷くことにより、マットレスの湿気を逃がすことができます。

マットレスと床の間に空間が生まれ、湿気が逃げていくためです。

ウレタンマットレスやラテックスマットレスのように頻繁に干すことが求められるマットレスに活用するとおすすめです。

特に以下画像のような折り畳み型のすのこであれば、すのこを折れば布団を干すこともできます

折り畳みすのこ

「マットレスを干すときに便利な道具を探している!」という場合にも購入がおすすめです。

失敗しない布団用すのこの選び方は以下の記事にまとめています

除湿シート

マットレスの下に除湿シートを敷くこともおすすめです。

就寝中の寝汗を除湿シートが吸い取ってくれるため、乾燥した状態のマットレスを保つことができます。

除湿シートは、シリカゲルという特殊素材を用いて湿度を吸い取っています。

ちなみにシリカゲルは、天日干しをすれば繰り返し使用することが可能です。

さらに抗菌消臭加工された商品を選べば、布団の気になるにおいを抑制することもできます。

布団用クリーナー

マットレスを干すのが難しいときは、干す頻度と同じ頻度で布団クリーナーを使用することがおすすめです。

布団クリーナーには次の2つの効果があるためです。

  • 布団を叩いて中の汚れを掻き出して吸い取る
  • 温風を出して布団を乾燥させたり、ダニを死滅させたりする

マットレスの中綿に潜んだダニの死骸などの汚れを叩き出して吸い取ることができるため、ダニやカビの抑制につながります。

さらに温風機能つきの布団クリーナーならば、汚れの吸引と同時にマットレスを乾燥させることもできます

それだけでなく60度以上の温風が出るクリーナーを選べばダニを死滅させることも可能です。

マットレスを干すとき以上にカビとダニを抑制する効果を得られるため、おすすめなアイテムです。

ただし布団クリーナーは、機能やタイプ、価格がさまざまです。

値段が張る有名メーカーの機種を選ばなくとも、1万円以内の機種にも十分な機能が搭載されています

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以下では穴場メーカーの機種10選を比較しているためご参考になさってください!

ダニ取りシート

ダニ取りシートをマットレスとシーツの間に設置することもおすすめです。

ダニ取りシートは、マットレスに潜むダニを誘引しそのままシートの中に閉じ込めます

シートを捨てるだけで、マットレスの中に潜んだダニを退治できるのです。

ただし、商品によっては誘引したダニがシートから溢れ出てしまう物もあるため、シート選びが重要となります。

本当に効果のあるダニ取りシート10選を比較した記事を参考にして商品を選びましょう

防ダニ・防水シーツ

マットレスの上から防ダニ・防水効果のあるシーツを敷くこともおすすめです。

マットレスに寝汗や皮脂汚れが付着するのを防げるためです。

カビやダニの発生原因となる物質がマットレスに付着しなくなるため、マットレスを干す必要がなくなります。

また防ダニ・防水シーツを洗うだけでいいので、圧倒的に手入れが楽になるのです。

まとめ|マットレスの干し方は日陰で風通しの良い場所に立てかけるのが基本!

マットレスの中綿には複数の種類があるため、どうやって干せばいいのか迷ってしまいます。

お手持ちのマットレスの種類に適した正しい干し方でマットレスを干したいところです。

結論としてどのマットレスでも日陰の風通しが良い部屋で立てかけるというのが基本的な干し方です。

立てかけることが難しいマットレスの場合には、底をあげておく台や布団干しを活用し、日陰で干しましょう。

マットレスの種類ごとの正しい干し方は、種類別に干し方を解説した章を今一度ご確認なさってくださいね。

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