乾燥機に入れてはいけないものは?禁止マーク・素材と間違えたときの対処

乾燥機に入れてはいけないものは?ダメなマークと注意点を徹底解説!
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本記事に記載の料金・内容は2026年10月26日時点で確認された情報です。
更新日以降に制度・金額が変更となる可能性がございます。

乾燥機に入れてはいけない代表例は、「四角の中に丸があり、そこに×が重なった表示」のある衣類です。ただし、表示だけで判断せず、油汚れの有無と乾燥機の取扱説明書も確認してください。

食用油や美容オイルなどの付いたタオル・衣類は、洗濯したあとでも発火のおそれがあります。また、ウール、絹、皮革、ウレタン入りの製品などは、縮みや破損、機器の故障につながるため注意が必要です。

  • 最初に確認:油や可燃性の薬品が付いていないか
  • 次に確認:タンブル乾燥の表示と、タグの注意書き
  • 最後に確認:使う機械の禁止品、対応コース、容量

ここでは、衣類を回転させながら乾かす「タンブル乾燥(タンブラー乾燥)」を中心に解説します。家庭用のドラム式洗濯乾燥機、衣類乾燥機、コインランドリーで共通する考え方ですが、使える品物は機種ごとに異なります。

目次

乾燥機がダメなマークと、使えるマークの見分け方

表示意味と対応
タンブラー禁止マーク
四角の中に丸+×
タンブル乾燥はできません。低温コースならよい、という意味ではありません。
布団クリーニング調査室のアイコン
四角の中に丸+点1つ
低温でのタンブル乾燥ができます。排気温度の上限は60℃。この条件に対応するコースを選びます。
布団クリーニング調査室のアイコン
四角の中に丸+点2つ
タンブル乾燥ができます。排気温度の上限は80℃。機器の禁止品や容量制限は別に確認します。
表示の意味:消費者庁「洗濯表示(令和6年8月20日以降)」

点1つは「家庭用のみ」、点2つは「コインランドリーなら何でも使える」という区分ではありません。温度条件を満たすかどうかで判断します。店舗で設定温度がわからない場合は、店員や管理者に確認してください。

洗濯の×印と、乾燥の×印は別の意味

表示読み方
自宅で洗濯できない
洗濯おけに×
家庭での洗濯ができない表示です。タンブル乾燥禁止の記号そのものではありません。自宅で洗ってから乾燥機に入れる判断はせず、メーカーやクリーニング店へ相談しましょう。
画像引用元:消費者庁HP

洗濯おけの中の数字は洗濯時の液温で、乾燥機の温度ではありません。「手洗いできる」「洗濯機で洗える」ことと、「乾燥機を使える」ことも別々に確認します。

古い表示やタグがない服はどうする?

新旧
新しい洗濯表示昔の洗濯表示
画像引用元:消費者庁HP

上図は2016年の切り替え前後の表示例です。洗濯表示はさらに2024年8月20日に一部改正され、現在の案内はJIS L 0001:2024に基づきます。古いタグにはタンブル乾燥の記号がない場合もあるため、「タンブラー乾燥はお避けください」などの文章も読んでください。

タグが切られている、文字が消えている、どの方式の表示かわからない場合は、素材名だけで判断しないほうが無難です。型番や購入履歴からメーカーの手入れ方法を調べ、確認できるまでは乾燥機を使わないようにしましょう。

乾燥機に入れてはいけないもの・確認が必要なもの一覧

次の表は、投入前に迷いやすい品物の確認ポイントです。素材の名前だけで、すべての製品を一律に使用可・不可と決める表ではありません。特に火災につながる汚れや、機械が禁止する品物は、洗濯表示が許可していても入れないでください。

品物・状態主な注意点判断のしかた
油の付いた衣類・タオル・雑巾残った油の酸化熱で発火するおそれ洗濯後でも乾燥機に入れない。食用油、美容オイル、機械油などに注意
ガソリン、ベンジン、シンナーなどが付いたもの引火のおそれ乾燥機に入れず、製品と機器の安全上の注意に従う
ウール・カシミヤなどのニット、絹、皮革縮み、変色、型崩れ乾燥禁止が多い品物。衣類表示と機械の両方を確認し、不明なら使わない
ポリウレタンを使った衣類、プリント・接着加工・装飾付きの服伸縮部分の傷み、接着部の剥がれ、変形素材の混用率だけで決めず、タグと機種の禁止品を確認
防水シーツ、レインウエア、裏面がゴムのマットなど機器の故障や製品の傷み対応を明示した製品・コース以外では自己判断で使わない
ウレタン・スポンジ・ビーズ入りの枕やクッション、ぬいぐるみ中身の破損や機器の故障機械の禁止品を確認。家庭用衣類乾燥機では扱えないものがある
ポリプロピレン繊維を含む中わた製品など機器メーカーが火災のおそれを警告ポリエステルとは別の素材。機器の注意事項を確認し、禁止品は入れない
のり付けした衣類、靴、帽子、スーツなどフィルターの詰まりや型崩れなど機種・付属品によって可否が異なる。通常コースにそのまま入れない

参考:パナソニックの洗濯機・衣類乾燥機の安全上の注意、リンナイ「乾燥できないもの」。上記はメーカーの注意事項をもとにした代表例です。お使いの機種の取扱説明書を優先してください。

特に注意:油の付いたタオルは洗濯後でも乾燥機に入れない

NITEは、美容オイルや食用油などが付いたタオル・衣類について、洗濯後でも残った油が原因で自然発火するおそれを注意喚起しています。「洗ったから大丈夫」「タオルだから乾燥できる」と判断しないでください。

油の付いた布類は、乾燥機で加熱せず、安全な乾かし方を確認してください。参考:NITE「乾燥機の事故」。焦げ臭い、煙が出ているなどの異常がある場合は無理に扉を開けたり再運転したりせず、安全を確保して店舗の管理者・メーカーへ連絡し、火災の場合は119番に通報してください。

タオル・靴下・シーツなら入れていい?

タオル・靴下・シーツも、洗濯表示を見ずに乾燥機へ入れてよいわけではありません。同じ品名でも素材や加工が違います。

  • タオル:油が付いたものは不可。装飾や加工のある製品は表示も確認する
  • 靴下:ウール混や伸縮糸を使った製品などは縮み・傷みに注意する
  • シーツ・布団カバー:綿でも縮む場合がある。「多少縮んでも使える」とは限らない
  • 羽毛布団・毛布:寝具と機械の双方が対応していること、容量内であることを確認する

「綿100%は全部ダメ」「化学繊維は全部ダメ」という分け方も適切ではありません。たとえば綿・ポリエステル製品でも、仕上げ加工や縫製によって扱いが変わります。乾燥を許可する表示があり、機械の対応条件にも合うものだけを選びましょう。

布団の場合は、家庭洗濯の可否とタンブル乾燥の可否を別々に確認する必要があります。西川の掛け布団の洗濯案内でも、商品に付いた品質表示タグの確認が案内されています。

乾燥機が使えない衣類を、無理なく早く乾かすには

乾燥禁止の衣類に、時短のために温風を当て続けるのは避けましょう。基本はタグに指定されたつり干し・平干し・陰干しを守り、そのうえで空気が通るようにすることです。

衣類の間隔を空け、重なりを減らす

布団クリーニング調査室のアイコン
画像引用元:いらすとや

ハンガー同士を詰め込みすぎず、風が通るすき間を作ります。ピンチハンガーなら長いものを外側、短いものを内側にする干し方も選択肢です。ただし、平干し指定のニットをつり下げるなど、表示と違う干し方はしないでください。

送風と除湿を組み合わせる

部屋干しでは扇風機やサーキュレーターで空気を動かし、必要に応じて除湿機やエアコンを使います。室温・湿度・洗濯物の量で乾く時間は変わるので、一律に「何時間で乾く」とは決められません。

乾かし方の参考:株式会社GUNZE。ヘアドライヤーや暖房器具に衣類を密着させる方法は避け、機器本来の用途と説明書を守りましょう。

脱水や浴室乾燥も、表示と説明書の範囲で

洗濯後は指定された方法で水分を取り、形を整えて干します。早く乾かそうとして強くねじったり、長時間脱水したりすると傷むことがあります。浴室乾燥はドラム内で回転させる方式ではありませんが、熱や干し方の制限がなくなるわけではありません。

タンブル乾燥禁止でも浴室乾燥が使えるかは、衣類メーカーと浴室乾燥機の案内で確認します。新聞紙や柔軟剤だけで大幅な時短を期待するより、干す量・間隔・風通しを見直すほうが取り組みやすいでしょう。

誤って乾燥機に入れたときの対処

  • 運転中に気づいたら、機械の説明書に従って停止する。高温時やロック中は無理に扉を開けない
  • 安全に取り出せる状態になったら、縮み、色の変化、接着部分や中わたの状態を確認する
  • 再加熱や強い引っ張りをせず、洗濯表示に合う方法で形を整える
  • 大切な衣類や大きく変形したものは、メーカーや補修に対応する専門店へ相談する

縮んだ衣類が必ず元どおりになる方法はありません。ウールが硬くフェルト状になったものや、溶けたプリント、剥がれた接着加工などは、家庭での修復が難しい場合があります。

コンディショナーに浸す、スチームを当てながら引っ張るといった方法を、すべての素材に勧めることはできません。水洗いやスチーム自体が禁止されている製品もあるため、先に表示を確認しましょう。

布団の洗濯・乾燥を任せたいときの相談先

家庭やコインランドリーで扱えるか迷う布団は、しももとクリーニングを第一候補に、受付条件を確認してみてください。布団専用設備で依頼者ごとに洗うサービスですが、ウレタン入り、破れのある羽毛布団、テープ接着の羽毛布団などは対象外の案内があります。参考:公式の注文前注意事項。

乾燥機で変形した布団の修復や、衣類の縮み直しを保証するサービスとして勧めているわけではありません。状態やタグの写真を伝え、受付可否を確認してから申し込みましょう。

衣類の縮み・型崩れは、対応できる専門店へ相談する

衣類は一般のクリーニングと補修で対応範囲が異なります。発送前に「乾燥機で縮んだ」「プリントが剥がれた」などの経緯を伝え、対応の可否・料金・改善の限界を確認してください。

リナビスの公式FAQでも、自宅洗いで縮んだ衣類は元のサイズに戻すのが難しく、復元を保証できないと案内しています。乾燥機で縮んだ場合も、依頼前に素材や状態を伝えて相談してください。

布団クリーニング調査室のアイコン
画像引用:リナビス公式HP

同社の衣類3~20点・ビジネス・ロイヤルコースでは、シミ抜き・ボタン付け・毛玉取りが無料と案内されています。ただし、この無料サービスと縮み修正の対応は別です。縮み修正の可否や追加費用は、申し込み前に確認しましょう。参考:リナビスのサービス案内。

乾燥機の使い方でよくある質問

低温コースやヒートポンプ式なら、乾燥禁止の服も使える?

低温であっても、タンブル乾燥禁止の表示を無視してよいわけではありません。熱だけでなく回転による負担もあるため、衣類と機械の両方で対応を確認してください。

洗濯ネットに入れれば、乾燥禁止の服も大丈夫?

ネットに入れても、禁止表示が使用可能に変わるわけではありません。乾燥時のネット使用は機種によって指定が異なるため、取扱説明書に従ってください。

乾燥機の時間を短くすれば、縮まない?

短時間なら傷まないとは保証できません。時間を試すより、表示に合う乾燥方法を選ぶことを優先しましょう。乾燥できる衣類でも、容量・コース・手入れの指定を守り、詰め込みすぎないことが基本です。

まとめ|「油汚れ・洗濯表示・機械の説明書」を確認しよう

乾燥機に入れる前は、品名だけでなく、油や薬品の付着、タンブル乾燥の記号、機種ごとの禁止品を確認しましょう。乾燥禁止のものは指定どおりに干し、誤って乾燥した場合も無理な復元を試さず、状態に応じて相談してください。

衣類や寝具のクリーニングを比較したい方は、次の関連記事も参考にしてください。対応品・料金・補修の可否は、各サービスの最新案内を確認しましょう。

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